芦屋のイタリア料理とイタリアワインのお店

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2021年9月

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ristorante

レストランは不思議な場所です。

もちろん食事をする場所ですが、空腹を満たす場所とは少し違います。

 

ある瞬間、レストランは劇場になります。

レストランではどなたでも主役になる瞬間があります。

どのテーブルのどのゲストも、シェフやソムリエだけでなくどのスタッフも主役になる瞬間が必ずあります。

 

レストランは不思議な場所です。

たくさんの恋が生まれ、たくさんの恋が終わる場所です。

多くの称賛、記念日、お祝いが集まる場所ですし、多くの自慢、妬み、嘘が並べられる場所でもあります。

 

レストランは不思議な場所です。

物凄く伝統的で、先人の知恵や技術を受け継ぐ一方、今この瞬間にも世界中まだ誰も見た事がない新しい物も生まれます。

 

たくさんの夢と才能が集まり、それと同じ位の挫折が生まれる場所です。

 

夢の様に華やかな時間と、戦場のような緊迫感が壁一枚離れたところで共存してます。

 

レストランは不思議な場所です。

全くレストランに行かない人もいるのに、

レストランで過ごす時間を人生の最上の喜びだと思う人もいます。

 

無くなっても困らないはずなのに、なんでこんなに胸が苦しいんでしょう。

 

お酒の提供が出来なくなったとき、レストランはレストランでなくなりました。

 

アルコールを奪われたのではありません。

ほんのひと時、劇場の主人公になる時間を奪われたのです。

レストランから物語が消えました。

 

なぜ料理人をしてるかと言えば、料理が好きだから。

なぜオーナーシェフをしてるかと言えば、レストランが好きだから。

ゲストを迎えるのも好きですし、自分がレストランに行くのも同じ位好きです。

 

失って初めて気付く事は沢山ありますが、オステリア オ ジラソーレにとってワインは無くてはならない物でした。

先日、10月からは政府の方針に関わらず、酒類提供します宣言をしました。

おそらくルールを破る形でなく、緊急事態宣言も解除されて、晴れてワインも提供出来そうですね。

この数ヶ月の無念を忘れずに、ジラソーレをもっと大切に磨いて行こう思います。

 

9月下旬の週末からディナーを再開し、102日からは念願の酒類も提供いたします。

この時期のスペシャリテや新作も交え、まずは丁寧に、心を込めて料理します。

また沢山の物語と、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

 

最近の料理写真、ご覧下さい。

 

まずはランチから

船上活け〆の鯖のタルタルとブッラータ

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タコのカルパッチョとスペルと小麦のサラダ

 

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サワラとコントローネの白インゲンと玄米のスープ

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詰め物をした太刀魚のフリット

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フレッシュポルチーニのリゾット

 

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淡路の鳥の炭火焼き

 

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クレマカタラーナ

 

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ナポリ風ババ

 

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以上ランチの一例です。

続いてディナーです!

 

温かいけど生のタコのカルパッチョ

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この時期のスペシャリテ 穴子とポルチーニのズッパ ガットーディパターテ添え

ちょっとマイナーチェンジしまして更に美味しくなりました。

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時短中は1品サーヴィス!

大阪湾の極上イワシのナポリ風ソテー

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明石浦サワラの藁焼き

 

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太刀魚の炭火焼き ウニ添え

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渡り蟹の手打ちパッケリ

 

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仔羊の炭火焼き

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鰻の炭火焼き

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詰め物をしたイチジクのフリット 赤ワインのジェラート添え

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こんな感じです!

お楽しみに

 

 

 

ジラソーレの今後のスケジュール

皆様、ご無沙汰しております。

強烈に長いコラムを書いてましたが、全削除です。

シンプルにお伝えします。

10月2日土曜日より、緊急事態宣言が延びようが、酒類提供禁止の要請が延びようが、通常営業に戻していきます。

もちろん何でもありの無法地帯にするつもりはありません。

スーパーソーシャルディスタンスでお迎えします。

ここで宣言する以上、協力金なども頂かず、お天道さまに恥ずかしくないように営業します。

10月には落ち着きを取り戻しこの様な決意表明が無駄になる事を願いますが、ひと月先にどういった営業が出来ているか分からない期間が長くなりすぎました。

コロナ禍の収束にはまだ時間が必要かも知れませんが、コロナ禍における社会の混乱からはそろそろ脱したいと思います。

反対のご意見や、もっと早くしたら等のご意見もあるかと思いますが、このタイミングがジラソーレのタイミングなんだと思います。

温かく見守って頂ければ幸いです。

 

現状お昼のみの営業ですが、9月17日以降の金、土、日、祝日のディナーの営業も開始します。

9月中は時短要請や酒類提供禁止の要請を守る形で営業します。

18時スタートのみで、お料理1万円のおまかせでご用意いたします。

これまで通り前日までのご予約をお願いいたします。

 

10月2日からは

お昼 

原色のナポリ料理のコース 5000円(税別) 選択肢によってプラス料金を頂戴します。(ご予算5000円~8000円で楽しんで頂いております。)

12時スタートのみ 15時閉店

 

ディナー 

瀬戸内ナポリ料理のコース 10000円(税別)

兵庫五国のナポリ料理のコース 12000円(税別)

18時スタート

 

この様な形で始めてみます。

よろしくお願いいたします。

杉原

 

良ければご覧下さいませ。

皆様、ご無沙汰をしております。

私もシェフも元気に過ごしております。

9月12日まではランチ営業のみを予定しており、14日からはディナー営業も再開予定です。

詳しくはシェフ杉原からコラムでのご報告もあるかと思います。

 

今日は少しご案内を。

 

私ではありませんが・・・

本日のBSテレビ東京(BS7チャンネル)で、

19:49〜20:48放送予定の『ワタシが日本に住む理由』に、

番組詳細はこちら↓

https://www.bs-tvtokyo.co.jp/nipponsumu/

 

私が働き始めるよりも随分以前に

ジラソーレで働いておられたFabrizio Valentiniさんご夫妻がご出演されます。

Fabrizioさんはローマ出身で今は武庫之荘でCasareccioカサレッチョ ローマ料理のお店をされてます。

 

杉原シェフとも深い深い繋がりのFabrizioさんが日本に住む理由、今日の放送楽しみにしております。

 

私が告知をしているということは・・・

私ではありませんが・・・某シェフも出るかもしれません。

 

 

良ければ、ご覧くださいませ。

 

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