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芦屋のイタリア料理とイタリアワインのお店

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COLUMNコラム

あっという間の10月でした。HPも久しぶりに触ります。

 

昔、不満量一定の法則というのを読み、妙に納得した記憶があります。

人それぞれ無意識に抱えていたい不満量があるという説で、

何か問題が解決すると次の問題を探してでも抱えてしまうという話です。

 

コロナ禍での緊急事態宣言、自粛要請を受けていた時の不満が解決すると、

新しい不満が僕の中にも生まれるかなと思ってましたが、今のところ大丈夫なようです。

 

アフターコロナという言葉が緊急事態宣言解除前に広まりましたが、

いざ解除されるとあまりその言葉も聞かないですね。

皆さんそれぞれに、皆さんの日常を取り戻し始めてるのではないでしょうか。

 

僕はコロナ禍で沢山の事を考え、沢山の事を試し、沢山の事を辞めました。

結論として一番考えが変わったところは、今まで社会に出てからずーっと未来(将来)の為に働いて来ました。

未来を夢見て、現実の厳しさを忘れるように努めていました。

 

 

今は目の前の一瞬一瞬を大切にし、日々のクオリティーを大切にしたいと思います。

 

 

未来の為に妄信的に働いて来た事は全く後悔してませんし、それで良かったと確信してます。

特に20代、僕なりの青春時代を謳歌しましたが、同時に20代は捨てる覚悟で働いてました。

では30代、40代で仕事量が減ったかというと、むしろ増えています。

どんどんスキルアップするので、スピードも20代とは比べ物もになりません。

 

今、スタッフは湯浅だけなので(時折洗い場のアルバイトをお願いしてますが)

仕込みも片付けも掃除も何から何までやってますが、これもちゃんと修行してきたお陰でだと思うので、

全く後悔もありませんし、何の不満もありません。

 

 実は今が料理人になって一番楽しい日々を過ごせています。

正直に言うと、これまで料理は大好きですが幸せだと思えた瞬間は殆どありませんでした。

今日という日を生きながら、未来の為の分、つまり毎日二日分働くのが当たり前だったからです。

今もランチとディナーをしてまして、メニューも全く違うのでかなりの仕込み量がありますし、

帰る時間も相変わらず早くはありません。

でも以前より劇的に余裕が出来たのは、ランチタイムにディナーメニューの予約を受けなくなったのと、

ランチ、ディナー共に料理を一斉スタートに変えたからです。

それと料理もほぼお任せになってきました。

 

ランチタイムにディナーメニューを受けるという事は、

ランチが始まるまでにランチの仕込みとディナーの仕込みを終わらせる必要があります。

そして、ほぼ同時に全く違う料理を作り続けなくてはなりません。

そしてそのままディナーの仕込みをし、8皿以上のコースを18時、19時、20時のスタートで作ってました。

スタートが3回に分かれるのは稀でしたが、ほぼ毎日ディナータイムに8皿以上のコースを2回作ってました。

 

今の仕事量の倍とは言いませんが、

昼に昼と夜の仕事、夜に夜の仕事2回してた訳です。

そんだけ儲けたんちゃうの?

と思われるかも知れませんが、お客さんが倍入ってる訳ではありません。

同じお客さんの数で、それぞれのご要望に応えてた訳です。

 

分かりやすく言うと、同じコンサートホールで半分の人にクラッシック、

半分の人にジャズを同時に聞いて貰ってた感じです。

もしくはコンサートを18時、19時、20時でスタートさせてひとつのホールを埋める感じです。

音楽では不可能ですが、レストランならスタッフが沢山いれば可能です。

 

先程も申しましたが、現状スタッフは僕の他湯浅だけです。

いつかスタッフ入って来るだろと、限界まで少人数で以前のシステムを続けましたが

(まさに未来の為に働くという事ですね)、新しいシステムに思い切って変えました。

いつ入って来るか分からないスタッフを当てにして以前のシステムに固執してたら、

今必死に頑張ってくれている湯浅まで潰れてしまいます。

正直僕もずっと酸欠でした。

 

コロナ禍で仕方なく始めた一斉スタートのシステムですが、クオリティーの高い料理を少人数で作るには最適な方法です。

むしろ一斉スタートでないと作れない料理、出てこない発想が沢山生まれました。

そして軒並みそれらの料理の反応はすこぶる良いです。

緊急事態宣言が明けた時にこのまま一斉スタートを続けるか迷いましたが、

スタートを分けると今のレベルの料理は無理です。

 

 

結局、お客さんが減るかも知れませんが、僕は一斉スタートを選びました。

料理人として階段は登っても降りたくありません。

今まで出来るだけお客さんの要望に応えて来ましたが、少し自分本位になったかも知れません。

売り上げを少し諦めたら、凄く自由になりました。

 

 

そして僕が只々仕事を減らすはずがありません。

精神的、体力的に出来た余裕は、違う分野で生かされます。

それが最近明石浦漁協に通いまくり、超絶クオリティーの魚の仕入れだったり、

パティシエがいた時でもしなかったズッペッタ(ナポリのミルフィーユ)を毎日ディナー直前に作る等で表れてます。

精一杯の努力の仕方が変わりましたが、よりクオリティを高める努力です。

使い勝手の良い店からはまた一歩遠退きましたが、僕の思いの純度は更に高まりました。

これからのジラソーレも応援して頂けますよう精進します。

 

杉原

 

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明石浦の10kg越えのブリ 珍しいです。

珍しいだけじゃなく僕は日本海のブランドブリより美味しいと思います。

 

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明石鯛 日本一だと思います。

 

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この料理と同時に他の料理は絶対作れない、鍋6個使う瀬戸内グラティナート。

評判良いです。

 

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パティシエ不在になってから及び腰だったパイ生地もタイムスケジュールの工夫で毎日焼きたて!

ristorante

レストランは不思議な場所です。

もちろん食事をする場所ですが、空腹を満たす場所とは少し違います。

 

ある瞬間、レストランは劇場になります。

レストランではどなたでも主役になる瞬間があります。

どのテーブルのどのゲストも、シェフやソムリエだけでなくどのスタッフも主役になる瞬間が必ずあります。

 

レストランは不思議な場所です。

たくさんの恋が生まれ、たくさんの恋が終わる場所です。

多くの称賛、記念日、お祝いが集まる場所ですし、多くの自慢、妬み、嘘が並べられる場所でもあります。

 

レストランは不思議な場所です。

物凄く伝統的で、先人の知恵や技術を受け継ぐ一方、今この瞬間にも世界中まだ誰も見た事がない新しい物も生まれます。

 

たくさんの夢と才能が集まり、それと同じ位の挫折が生まれる場所です。

 

夢の様に華やかな時間と、戦場のような緊迫感が壁一枚離れたところで共存してます。

 

レストランは不思議な場所です。

全くレストランに行かない人もいるのに、

レストランで過ごす時間を人生の最上の喜びだと思う人もいます。

 

無くなっても困らないはずなのに、なんでこんなに胸が苦しいんでしょう。

 

お酒の提供が出来なくなったとき、レストランはレストランでなくなりました。

 

アルコールを奪われたのではありません。

ほんのひと時、劇場の主人公になる時間を奪われたのです。

レストランから物語が消えました。

 

なぜ料理人をしてるかと言えば、料理が好きだから。

なぜオーナーシェフをしてるかと言えば、レストランが好きだから。

ゲストを迎えるのも好きですし、自分がレストランに行くのも同じ位好きです。

 

失って初めて気付く事は沢山ありますが、オステリア オ ジラソーレにとってワインは無くてはならない物でした。

先日、10月からは政府の方針に関わらず、酒類提供します宣言をしました。

おそらくルールを破る形でなく、緊急事態宣言も解除されて、晴れてワインも提供出来そうですね。

この数ヶ月の無念を忘れずに、ジラソーレをもっと大切に磨いて行こう思います。

 

9月下旬の週末からディナーを再開し、102日からは念願の酒類も提供いたします。

この時期のスペシャリテや新作も交え、まずは丁寧に、心を込めて料理します。

また沢山の物語と、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

 

最近の料理写真、ご覧下さい。

 

まずはランチから

船上活け〆の鯖のタルタルとブッラータ

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タコのカルパッチョとスペルと小麦のサラダ

 

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サワラとコントローネの白インゲンと玄米のスープ

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詰め物をした太刀魚のフリット

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フレッシュポルチーニのリゾット

 

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淡路の鳥の炭火焼き

 

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クレマカタラーナ

 

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ナポリ風ババ

 

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以上ランチの一例です。

続いてディナーです!

 

温かいけど生のタコのカルパッチョ

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この時期のスペシャリテ 穴子とポルチーニのズッパ ガットーディパターテ添え

ちょっとマイナーチェンジしまして更に美味しくなりました。

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時短中は1品サーヴィス!

大阪湾の極上イワシのナポリ風ソテー

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明石浦サワラの藁焼き

 

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太刀魚の炭火焼き ウニ添え

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渡り蟹の手打ちパッケリ

 

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仔羊の炭火焼き

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鰻の炭火焼き

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詰め物をしたイチジクのフリット 赤ワインのジェラート添え

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こんな感じです!

お楽しみに

 

 

 

ジラソーレの今後のスケジュール

皆様、ご無沙汰しております。

強烈に長いコラムを書いてましたが、全削除です。

シンプルにお伝えします。

10月2日土曜日より、緊急事態宣言が延びようが、酒類提供禁止の要請が延びようが、通常営業に戻していきます。

もちろん何でもありの無法地帯にするつもりはありません。

スーパーソーシャルディスタンスでお迎えします。

ここで宣言する以上、協力金なども頂かず、お天道さまに恥ずかしくないように営業します。

10月には落ち着きを取り戻しこの様な決意表明が無駄になる事を願いますが、ひと月先にどういった営業が出来ているか分からない期間が長くなりすぎました。

コロナ禍の収束にはまだ時間が必要かも知れませんが、コロナ禍における社会の混乱からはそろそろ脱したいと思います。

反対のご意見や、もっと早くしたら等のご意見もあるかと思いますが、このタイミングがジラソーレのタイミングなんだと思います。

温かく見守って頂ければ幸いです。

 

現状お昼のみの営業ですが、9月17日以降の金、土、日、祝日のディナーの営業も開始します。

9月中は時短要請や酒類提供禁止の要請を守る形で営業します。

18時スタートのみで、お料理1万円のおまかせでご用意いたします。

これまで通り前日までのご予約をお願いいたします。

 

10月2日からは

お昼 

原色のナポリ料理のコース 5000円(税別) 選択肢によってプラス料金を頂戴します。(ご予算5000円~8000円で楽しんで頂いております。)

12時スタートのみ 15時閉店

 

ディナー 

瀬戸内ナポリ料理のコース 10000円(税別)

兵庫五国のナポリ料理のコース 12000円(税別)

18時スタート

 

この様な形で始めてみます。

よろしくお願いいたします。

杉原

 

良ければご覧下さいませ。

皆様、ご無沙汰をしております。

私もシェフも元気に過ごしております。

9月12日まではランチ営業のみを予定しており、14日からはディナー営業も再開予定です。

詳しくはシェフ杉原からコラムでのご報告もあるかと思います。

 

今日は少しご案内を。

 

私ではありませんが・・・

本日のBSテレビ東京(BS7チャンネル)で、

19:49〜20:48放送予定の『ワタシが日本に住む理由』に、

番組詳細はこちら↓

https://www.bs-tvtokyo.co.jp/nipponsumu/

 

私が働き始めるよりも随分以前に

ジラソーレで働いておられたFabrizio Valentiniさんご夫妻がご出演されます。

Fabrizioさんはローマ出身で今は武庫之荘でCasareccioカサレッチョ ローマ料理のお店をされてます。

 

杉原シェフとも深い深い繋がりのFabrizioさんが日本に住む理由、今日の放送楽しみにしております。

 

私が告知をしているということは・・・

私ではありませんが・・・某シェフも出るかもしれません。

 

 

良ければ、ご覧くださいませ。

 

8月2日から

こんばんは!ソムリエ湯浅です。

また、まん延防止重点措置の為、兵庫県の一部地域がお酒類の提供禁止となってしまいました。

 

あまりにも急で、どうするかなど全く決まらぬまま

今日3日を迎えておりますが、

緊急事態宣言などの他府県もあり、ジラソーレもキャンセルが相次いでいるのが現状です。

 

 

ランチタイムは、酒類提供はなしで営業を致しますが

特にご予約のキャンセルが多かったディナータイムは一旦休業致します。

息抜きとして、ランチタイムにお食事にいらしてくださいませ。

 

 

折角,少し日常に近づいて皆様とジラソーレでいつもの様にお会い出来ていた矢先に

とても残念でなりません。

1年の3分の2が何かの制限があるなんて思ってもいませんでした。

イタリアは日常を取り戻してきてます。日本も早く色々な制限が解除されますように。

また何か変更等ございましたらまたこちらでご案内致します。

お元気でお過ごし下さいませ。

 

 

いつも応援してくださっている皆様、

本当いありがとうございます!